January 8, 2008

ソーシャルネットワーキング

ここ4年くらいソーシャルネットワーキングサイト(SNS)が急激に広まり、
世界的には、Myspace, 日本ではMixiがある意味での寡占状態を
作っていました。

その流れから、統合型ソーシャルネットワーキング(自己紹介型)から少しずつ外れた
ものができてきました。
それが、FlickrやYoutube(YoutubeはUGC(UserGenerateContent)の役割であることがおおい)です。
これは、主には自己のものというよりは、コンテンツ紹介を通じた自己の表現である場合が
多い(コンテンツ紹介型)ので、自分と価値観が会う人、興味を持つ人にとっては、サイト上での滞在時間が極端に長くなる傾向にあります。

そもそも、ソーシャルネットワーキングというものは、自己と他者とを違うひとつの環境で繋ぐと
言う意味だと思っています。
なので、ある意味、現実に即しているにしろ、いないにしろ、そこにはまたもうひとつの、
自分を取り巻く(自己中心)環境が設定されているのです。


では、Youtubeは現在SNSとよべるのか?
圧倒的な数のユニークユーザーを持ち、
今では世界最高峰のビデオコンテンツサイトに成長しました。
が、SNSという僕の定義からは少しずれてしまいます。

自分を取り巻く自己を中心とした環境はつくりあげられていません。
動画共有という意味では、世界一ですが、人を繋ぐということに欠けています。

では、Flickrは?
おそらく、Flickrは、SNSという枠に入るでしょう。
写真の共有ということを通じて、自分のアルバムを共有している人の写真に見て、
コメントしたり、自分がとった写真をアップして、その写真にコメントをもらったり。
Youtubeと決定的に違う点は、ウリにしているところが、単なるコンテンツ共有と
自分の環境をセットアップして、そのなかにいる人とのコンテンツ共有かです。

Youtubeはランダムすぎます。
自分から何も発信しない受身ユーザーが多すぎる状況です。


今回はFacebookについても少し。
このFacebook、最近かなりの勢いで成長してしまった純粋SNSで、もともと学校の同窓生用サイト
見たいのがこれだけ大きくなってしまった感じです。

このSNSで一番注目すべき点は、ユーザーが自分でつけたせるアプリがたくさん、何千とあることです。

掲示板見たいものだけでも、数十種類、ほかにもニュースフィードだけでも、コンテンツごとに、
サッカー、バスケ、野球等のスポーツや、ゴシップ系など、様々。

これを、選んで自分で付けて、それを周りにユーザーに教えたり、
周りのユーザーが使ってるのを見て、使ってみたり。

そういう楽しみもあります。


Media系SNSのプロジェクトをしているウチの会社でも、ひとつアプリをFacebookにもってます。
これは、テレビと映画会社と組んで、Facebook上で推薦のテレビ、映画をピックアップでき、
その後、購入までがクリックでできるという感じのもの。

SNSってUGCが根っこにあって成り立つモデルだから、もっとインターフェイスを工夫して、
使いやすくすればなーと思いながら、日々働いてます。最近。

1 comment:

Anonymous said...

I should email my friend about this.