April 21, 2007

Treo 700 と広告戦略。


いつも金曜に更新してたのですが、昨日Flashクラスのファイナルのプレゼンがあったので忙しすぎて、更新できませんでした。

今日は、来週の火曜日に広告戦略のクラスで期末のプレゼンをする話題についてご紹介。

各々が自分でプロダクトを見つけてきて、それの広告戦略プランをプレゼンするのが今回の内容です。

そこで、ガジェット好きの僕はPalm Inc.のTreoというスマートフォンを選びました。これは日本ではもう普通ですが、ウェブブラウザー、E-mail(メーラー)搭載し、ほかにも音楽や動画、ワード等も操作可能というもの。

スマートフォンと呼ばれるものはたくさんありますが、このようにフル機能なものは、このTreoとBlackBerryが有名です。ほかにもNokia,
Samsungが頑張っていますがいまいちですね。

確かに、Nokiaはこのマーケットでは圧倒的にNo.1です。でもU.S.では不思議なことにRIM(Research In Motion) と Palmの独壇場なのです。

特にRIMのBlackBerryは日本でも法人向けのみに登場し、着実にシェアを取っています。U.S.でBlackBerryのビジネスシーンでのシェアは圧倒的で完全にTreoが負けている状態です。

でも、このTreo全然機能的には負けてないのです。というか勝ってます。
去年の暮れモデルTreo700ではWindowsに対応を果たし、少し前に、BlackBerryの最大のアドバンテージとも呼べるPushメールというポケベルの配信技術を使った、速くて簡単なメールプログラムをTreoでも使えるようにしました。ということは、Treoですべて使えるようになったということです。

その証拠に2006年からU.S.AirForceでTreoの採用が決定しました。

このTreo、形はBlackBerryよりカッコ悪いし、名前もイマイチだし、
日本未発売(多分)だけど、注目してみてください。
そのうち、日本のマーケットにも来るかも。

ここは、ガジェットの紹介ブログなので、戦略案についてはまた今度。

April 13, 2007

フラッシュメモリ搭載ノートPC

最近、フラッシュメモリ搭載ノートPCの話をよく聞きます。

SamSungの32GBノートやVaio typeU, で、今回VaioのTypeGが新しく発売されるらしいです。

このフラッシュメモリ搭載ノートPCというのは、2005年くらいから主要メモリメーカーとコンピュータメーカーから話題に出ていたことです。軽い、早い、安定、丈夫という、いいこと尽くめのフラッシュメモリをHDDに置き換えて使う日は数年後にはくるだろうと。
当時は、メモリの価格帯が比較的まだ高く、実装するにはコスト的な問題があるという結果になりましたが、メモリメーカーSamSungの台頭でここ3年で価格が半額近くまで抑えられてきました。

そこで去年くらいから徐々にフラッシュメモリ搭載モデルPCが小型モバイル市場を中心に投入されてきました。



ですが、ここにきてSamSungが頑張りました。いつもは32GBだったフラッシュメモリを64GBで開発したのです。これで、ビジネスモバイルノート市場での訴求力は十分になったでしょう。

いやー、韓国パワーだね。
がんばって、SamSung。120GBまで。


あと、もう一つ。
OQOから小型モバイルPCが今回発売されました。
このOQOという会社。実はアップルでPowerBookを開発していた人たちが作った会社です。
だから、色々面白いものが装備されているかなと思っていましたが、普通。。。

すごく小型化して、実用化しましたって感じ。typeUより小さいしね。
でも、ソニーと小ささで張り合っても仕方ないのに。。

このプロダクトにこそフラッシュメモリ64GB載っけて、新しさをだせばよかったのに。
残念。

まー、形はかっこいいけどね。

April 6, 2007

web2.0 じゃなくて、Learning2.0!?

今日は、wiredに出てた記事で面白いものがあったので、
ご紹介。

http://www.wired.com/culture/education/news/2007/03/learning2_0/

タイトルが"Public Library Geeks Take Web 2.0 to the Stacks"
簡単に訳すと「公立図書館のオタク共がweb2.0を彼らの書庫に入れた。」
見たい感じかな。

最初は、mp3playerとノートパソコンを景品にして、お偉いさんが「自分たちでウェブを学べ!」と言って, RSSからFlickr, SecondLife,wiki,YouTubeまでのフリーで使えるウェブアプリ等を使わせることにより頑張らせて、web2.0を学ぶためのプログラムを作ったとのこと。

フリーウェアで世界のたくさんの図書館が採用したり、それを検討してるって。
しかも今では、PRファームや数カ所の大学でも採用検討してるらしいし。

すごいよね。

日本だと図書館は古い、保守的なイメージだし、図書館職員がYouTubeでweblog公開してても何となく違和感があるけど。。。

確かにマイクロソフトとかグーグルとかがウェブ図書館を作ろうとしているのは本当のことだし。でもそれをするためのウェブの知識を図書館職員にトレーニングさせるのは膨大なお金と時間を要すると思われていたもの。

それが、一つのアメリカの図書館のITディレクターの思いつきで世界に広まるプログラムにしちゃうなんて。

アメリカのこういうところが好き。